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2021年12月3日(金)にオンライン開催され、YouTube でライブ配信された中医協総会(第502回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
薬価専門部会のヒアリングの後、総会でした。
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1.薬価専門部会(9:00~10:04)
2.総会(10:07~12:29)
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総会は約2時間半です。
メインは議題3、コロナ特例の今後の扱い、それから今後の感染症対策でしょうか。
総会の議題は4項目でした。
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【議 題】
1.薬価調査、特定保険医療材料価格調査の結果速報について(10:08~10:17)
2.個別事項(その7)について(10:18~11:03)
3.コロナ・感染症対応(その2)について(11:04~11:49)
4.医療経済実態調査の結果に対する見解について(11:50~12:29)
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議題2「個別事項(その7)」は、①医療技術、②医療安全対策、③慢性維持透析です。
ちょっと地味めのテーマです。
コロナ対応に関する議題3の資料「総-3」は126ページと大部ですが、
ほとんどは、これまでの対応や経緯に関する資料です。
厚労省がいかに頑張ってきたかを披露する内容になっています。
確かに、大変だっただろうなと思います。
論点は最終ページです。
この中で新しいのは、院内感染対策サーベイランス(JANIS)、
感染対策連携共通プラットフォーム(J-SIPHE)でしょうか。
また、感染症に対応できる看護師の役割が強調されています。
このほか、地域連携について神奈川県川崎市の事例が紹介されています。
「院内感染対策講習会」というのも出ています。
最後の議題は、実調に関する意見陳述です。
1号側、2号側を合わせて約40分でしたが、
とてつもなく長く感じました。無意味な時間です。
支払側は補助金を含めて分析し、
診療側は含めずに主張しているのですから、かみ合うはずはありません。
ちょっと話はそれますが、
先日、業界記者が「医師会の薬局いじめがなくなった」と話していました。
YouTube で配信されているため、SNSなどで薬局薬剤師に騒がれたくないとか。
そう言われてみればそうだなあと思いました。
医師会がいかに医療現場のために頑張っているのか、
それを猛烈にアピールするような場面が多い気がします。
そう考えると、実調に関する意見陳述はとても意味のあることかもしれません。
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(2021年12月7日、新井裕充)