第64回中医協・改定結果検証部会(2021年12月1日)【速記録】

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2021年12月1日(水)にオンライン開催され、YouTube でライブ配信された中医協・改定結果検証部会(第64回)の速記録(非公式)です。
弊社が独自に作成したものですので、厚生労働省の公式議事録とは異なることにご注意ください。
この日の中医協は9時半から正午過ぎまで約2時間半の開催です。

前回改定の影響調査に関する検証部会の後、薬価専門部会、続いて費用対効果部会、
そして最後に総会です。

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 1.検証部会(9:30~10:01)
 2.薬価専門部会(10:03~10:50)
 3.費用対効果部会(10:53~11:09)
 4.総会(11:12~12:10)
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最初に開かれた検証部会では、前回改定の影響調査の結果が出ました。
調査は6項目です。

資料が多くてわかりにくいのですが、「検-1」が調査の概要で、
以下、「検-2」から「検-7」が6項目の調査です。

会合では、高宮室長がポイントを絞って20分弱で説明。
その後、公益委員がそれぞれ意見を述べました。

通常は「回収率の向上を」ぐらいの発言で終わるのですが、
今回は飯塚敏晃委員(東京大学大学院経済学研究科教授)が
ちょっと突っ込んで発言しています。
表紙の写真は、飯塚委員が発言している場面です。

この検証部会は公益委員のみで構成される会議です。
かつて日歯の汚職事件を契機に中医協改革の流れで設置されました。

当時、公益委員の権限、機能強化をめぐる議論があり、
結局、この検証部会で役割を発揮していただく
ということで決着しましたが、
事務局の振り付け通りの会議で機能を発揮せず、
公益委員はただのお飾りという状態が続いてきたように思いますが、
飯塚敏晃委員の登場で、ちょっと変わりそうな予感がします。
大いに期待しています。飯塚委員の発言は、速記録P44です。


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【補足です】

前回、7月14日の検証部会に続いて開かれた総会では、
公益側の中村洋委員(慶應義塾大大学院教授)が日本医師会を激怒させる危険発言をしまして、公益委員の役割をめぐる議論がありました。

現在、中医協「総会」の下には、いろいろな部会や分科会があります。
この「改定結果検証部会」は唯一、大学教授らの有識者(公益委員)で構成されています。

検証部会は、次期改定の基礎資料になる調査案を決める極めて形式的な会議ですが、
この会議に出されるまでにいろいろあるようです。

ただ、どのような議論があったのか、その会議は非公開ですので分かりません。
とはいえ、今までの流れで言いますと、検証部会も厚労省医療課(事務局)がハンドリングしています。

すなわち、公益委員の役割というのは、事務局の方針を代弁することであり、
「公益委員=事務局」と考えていいのだろうと思います。

しかし、公益委員が御用学者にならず、有識者として国民全体の立場から発言すれば、
中医協の議論は日医の独壇場ではなくなり、より良いものになることが期待されます。

2004年の中医協汚職事件(日歯連事件)を契機に中医協の見直し論議があり、
翌2005年に、「中医協の在り方に関する有識者会議」が
「中央社会保険医療協議会の新たな出発のために」という報告書をまとめています。

その報告書を読みますと、公益委員の役割について
有識者会議で議論があった足跡が残されています。

診療側と支払側の「調整機能」にとどまるのか、それとも積極的に意見を述べる立場なのか。

そうした議論の「妥協の産物」として生み出されたのが、この検証部会であるとえるかもしれません。

ぜひ、お時間のある時に。
    ↓
■ 中央社会保険医療協議会の新たな出発のために
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/07/dl/s0729-9h.pdf

■ 検証部会の設置を了承した中医協総会
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/s0928-6.html
[議事録]
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/txt/s0928-3.txt

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(2021年12月3日、新井裕充)

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